目覚めと共に おまけ(祐一×珠紀)
学校が終わると珠紀は急いで下校した。
あの人が待つ自分の家へと…
ガラガラと玄関を引き、家の中へと入る。
靴を脱ぎながら、視線を落とすと、目の前に白いメモが置かれていた。
それを拾い上げて見ると、綺麗な字でこう書かれていた。
「珠紀様、お帰りなさいませ。
足りない食材を買いに行ってまいります。
あの方が先程いらっしゃいましたので、居間の方に通しておきました。 美鶴」
そのメモを読み終えて、少しはやる気持ちを抑えながら居間へと向かう。
フィーアとアリアにも家まで来てくれるようにと頼んでおいたからもうすぐ来るはずだ。
(今日は楽しい一日になるだろうな…)
わくわくした気持ちで自然と笑みがこぼれる。
そして、居間へと続く襖を開けると、予想外の光景が自分を待っていた…。
いや、彼のことを考えれば予想できたことだと思う。
そこには、すやすやと眠りについてしまっている祐一先輩の姿があった。
久しぶりに見るその姿。
彼を起こさないように気を付けながら、そっと近くまで行き座る。
その綺麗な髪に触れようと手を伸ばす。
――――――
彼が目覚める五秒前
完 拍手お礼展示期間:2007.05.31〜2007.07.05
あとがき
「目覚めと共に」珠紀視点のお話。
祐一先輩ルート後は、フィーアにアリアと幸せな雰囲気があって、いいですよね♪
それでは読んでくださった方、ありがとうございました。